大西南
講談、寄席、絵画、音楽、芸術一般の記録
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尾上流四代目家元継承
三代目尾上菊之丞
襲名披露舞踊会
会期:2011年8月29日-31日
国立劇場大劇場

29日夜の部(15時半開演)

▽清元 斧琴草…青楓改め尾上菊之丞
▽常磐津 お夏狂乱…尾上紫
▽義太夫 鶴亀
▽清元 熊野
▽清元 雁金
▽長唄 綱館
▽笛一管 風河
▽義太夫 三成…菊之丞改め尾上墨雪
▽長唄 二人椀久 松山=尾上菊之助
         椀久=尾上菊之丞

おめでたい席、あえて一等@9000円は奮発して
一人楽しむ方法は選択せず、
二等@6000円を2枚手に入れて
友人を誘って観覧。
多少空席は目に付くものの、8割は入っていた印象。
1200人前後ではなかったか?
長い休憩時間はなく、観客は幕間に自由に出入り。
結局、終演は20時45分ごろに。
長丁場ではあったが、いずれもレベルは高く、
飽きさせない舞台。
笛一管「風河」は現代風の振り付けで
斬新な舞踊の息吹を感じる。
三代目はやや痩身だが、舞台栄えする。
二人椀久では菊之助さんとの豪華な顔合わせだった。

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2010年6月19日(土)18時
第33回冬夏会
国立劇場小劇場
木戸銭、全席指定@10000円

▽長唄「みみをすます」…18分
<休憩15分>
▽長唄「舟と琴」…16分
<休憩20分>
▽長唄「紀州道成寺」…36分?

………………………………………
▽長唄「みみをすます」
作詞:谷川俊太郎
出演者:尾上菊之丞、尾上紫、尾上京

▽長唄「舟と琴」
出演者:尾上菊之丞、尾上青楓

▽長唄「紀州道成寺」
出演者:
白拍子…尾上菊之丞、
住僧…尾上菊紫郎、
能力…尾上青楓

…………………………
7割くらい?の入りか?
350人超か、400人に届かないくらいか?
6列目の好位置で、今回は条件も良い。
実に見事な舞い姿に、ただただ感服。

091110_renjishi.jpg












【第5回 尾上紫リサイタル】
公演日:2009年11月10日(火)19時開演
会場:渋谷セルリアンタワー能楽堂
入場料:A席@8000円 B席@6000円
…………………………
演目
▽長唄「連獅子」
出演:尾上菊之丞・尾上紫

▽地歌「鐘ヶ岬」
出演:尾上紫

…………………………
1週間ほど前に申し込んだのだが
すでに券は完売で涙。
チケット申し込みに出遅れたことを反省。
考えてみれば毎回舞踊関係者が多いのだから
大きな会場でない限りは
早めに申し込まないといけないのは自明のこと。
見に行くことが出来なかったことは残念だけれど
満員御礼ならば、ファンとしては有難い話。

2009年9月19日(土)14時開演
東都八景四季賑
国立劇場大劇場
木戸銭:一等A@8000円、一等B@5000円、二等@3000円、三等@1500円

▽長唄 七福神
▽長唄 丁稚
▽清元 三社祭
▽常盤津 水売り
<休憩20分>
▽清元 神田祭
▽長唄 俄獅子
▽義太夫 櫓のお七
▽常盤津 乗合船

若干の空席はあったが8割強の入りか?
進行役に講談師の神田紅さん。
わたしの目当ては尾上流。
三社祭の青楓(せいふう)さん。
乗合船の太夫役、尾上菊之丞さん。
浄瑠璃仕立ての「櫓のお七」での尾上紫(ゆかり)さん。
紫さんの踊りは、いつもながらお見事。

2007年1月20日(土)18時30分開演
第4回尾上紫リサイタル
国立劇場小劇場

▽新作「静」18時38分~18時56分(18分)
<休憩30分>
▽清元「玉兎」19時34分~19時51分(17分)
<休憩>
▽長唄「鷺娘」20時20分~20時47分(21分)

踊りについては専門知識があるわけではないが
この夜の尾上紫さんの舞台は吸い込まれる魅力があった。
ご縁があって紫さんの踊りを初めて拝見したのは
2001年8月9日の第一回紫・青楓日本舞踊公演だった。
会場が国立劇場大劇場で広かったこともあり
長唄紀州道成寺からは力強さを感じた。
その後何回かお姿を拝見するチャンスを得たが
2005年3月21日の第三回リサイタルBloomでは
セットの見事さもあって藤娘に圧倒された。
そして今回の第四回尾上紫リサイタル。
陳腐な表現ではあるが完成度の高さに強い感動を覚えた。

この日の観客は関係者多数と見受けられたがざっと500人、
9割近い入りとみた。
さて、この日は踊りもさることながら
衣装、舞台美術、照明、と総合的なバランスの良さに圧倒された。
新作「静」は桜をプリントした薄いファブリックにほの暗い照明。
紫さんの着物も灰色に見えるときもあれば
クリーム色に見えるときもあり夜桜の妖艶さを感じさせる構成だった。
作詞は松本隆さん。
「冬吉野 雪の絵の具があの人の…(以下省略)」と
静御前を題材にした詞が披露された。
プログラムには松本隆さんからの寄稿も載っていた。
清元「玉兎」はレモン色に近かったと思うが紫さんの着物姿が鮮やか。
舞台中央に下げられた満月と大きく描かれた萩の絵が美しい。
長唄「鷺娘」は花道のすっぽんから登場した
傘を持ってせりあがった紫さんの姿がすでに錦絵のようなあでやかさ。
清楚な白の衣装なのだが息を呑む美しさ。
舞台も降り積もった雪をかたちどった簡単な造形だけを配置。
両袖を振るわせる紫さんの踊りは、実に繊細で上品な表現だった。

花、月、雪と三つの舞台でそれぞれのモチーフが実に美しく、
見事な「雪月花」をかたちづくっていた。

去年は8月19日(土)の『花形・名作舞踊鑑賞会』が
すでに完売のため見られなかったこともあり、
個人的には大劇場で開いてくれればなあと感じていた。
だが、凝縮された2時間余りの空気を感じたあとは
小劇場の大きさがちょうどいいのかなあとも思われる。
空間の大きさが完成度の要素のひとつだとすれば、
券の取りにくさをうんぬんというのは野暮なことなのだろう。

 

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