日本講談協会まつり 2013/04/01 (Mon)

日本講談協会まつり
２０１３年４月１日
お江戸日本橋亭
木戸銭、前売り＠２０００円

▽神田真紅　宮本武蔵伝・狼退治
▽神田あっぷる　人魚の海
▽神田松之丞　谷風情け相撲
▽神田阿久鯉　柳沢昇進録から、朝妻船・蘇生の屏風
▽神田陽司　競走馬物語
▽神田愛山　荒井至作・土方桜
＜お仲入り、抽選会＞
▽神田昌味　中江兆民
▽神田紫　妲己のお百
▽神田紅　黒田官兵衛（如水）
▽神田松鯉　観世・肉付きの面

お客さんは４０人弱で、日本橋亭の広さではやや寂しい印象。
紅さんは、次回ＮＨＫ大河ドラマの黒田官兵衛を熱く宣伝。
くだんの金印、母里太兵衛の日本号のみならず、
福岡の宣伝本部長よろしく熱烈な郷土愛でアピール。
土曜日の定席での桃色の片身替わりのお着物もステキだったが
この日は玉川スミ先生からの形見分けのお着物。
黒地に白の桜の花びらをあしらった意匠は見事。

オールスターキャストでなかった残念さはあるし、
この手のオムニバス形式では、２分や５分で語る名手、
京子ちゃんや陽子先生なども聞きたかったところだったが、
１８時から２１時前までのコンパクトな展開で
客席側としては楽をさせてもらった。

抽選会では、神田愛山先生の色紙という
レアグッズを頂戴するという栄誉に浴した。