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大西南
講談、寄席、絵画、音楽、芸術一般の記録
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2010年7月5日(月)19時半
六本木、スウイートベイジル
▽黄金井脩 STB139 Vol.30
音楽チャージ@5500円

第1ステージ、休憩、第2ステージ、アンコール(2曲)
※曲名の記録は取らず。全部で20曲弱?
※ほとんどが黄金井脩氏のオリジナル、メキシコの曲が1~2曲。
客席内を回るときは普通のフラメンコギター。
ステージ上で演奏のときはエレキ・フラメンコギター。

友人の誘いでライブレストランでのギターコンサートに。
パンフレットを見ると、秋元順子で@7000円、
布施明で@9000円のミュージックチャージ。 
@5500円は、黄金井修氏のギター演奏と歌を聞く前では 
個人的な印象では、願わくばもう少し安ければと思わないこともない。
祝儀込みの値段というところであろう。
正確にカウントしたわけではないが、150人弱と
キャパシティの半分程度のお客さんの入りであったか。

エンタテインメント性に富む黄金井さんのステージだが、
MCはなんとなく不得手?な印象。
おやじ系のギャグが、ことごとく「すべる」のはご愛嬌か。
一方、本業のギター演奏と演歌系?の熱いヴォーカルは味わい深い。
ラテン系を思わせる熱いキャラクターで、押しの強い攻め味は好感できる。

氏の演奏を初めて聞くお客さんに対しても、
ジプシーキングスなど広く知られた歌で観客席を沸かせる選曲も良い。
加えて、反戦のメッセージをこめて、3曲続けて演奏した工夫も秀逸。
「戦友」はど真ん中の軍歌だが、
「ここは御国を何百里 離れて遠き満州の…」と
切ない歌詞の訴えかけるメッセージが、
フラメンコギターの演奏で見事に増幅されたと感じた。
「戦友」というと個人的には宮本輝さんの小説『泥の河』で
主人公きっちゃんが子どもながらに熱唱する情景を思い浮かべてしまう。
詳しくは『泥の河』を読まれたし。

戦争の曲の2曲目はオリジナルの様子。
歌詞に「ナガサキ」「ヒロシマ」と織り込まれている。

3曲目で解説や曲目紹介もなしに「ひまわり」の演奏は見事だった。
「ひまわり」の主題テーマ曲を「戦友」の2曲後で聞くと
なるほど戦争によって引き裂かれる
男女の悲劇や無情さを感じずにはいられない。
マルチェロ・マストロヤンニ、ソフィア・ローレンの顔を思い浮かべつつ、
映画を見た記憶の糸をつむぎながら、ギターの音色に耳を傾ける。

【追記】
友人と二人、空腹で飛び込んだので、
▽オマールエビのサラダ
▽4種のチーズのピザ
(休憩時の追加注文で)
▽エビ春巻
▽チーズの盛り合わせ
と、ちょっとダブり感のある4皿を楽しむ。
私の席で給仕をしてくれた女性店員は
日本語ができるアメリカ人女性?かな。
ちょっとたどたどしい感じだったが愛嬌のある接客であった。
 

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