忍者ブログ
大西南
講談、寄席、絵画、音楽、芸術一般の記録
06

1 2 3 4 5 6 78 9 10 11 12 13 1415 16 17 18 19 20 2122 23 24 25 26 27 2829 30
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007年8月4日(土)12時30分開場、13時開演
錦繍KINSHU
(公演 7月21日~8月12日)
天王洲銀河劇場

▽原作:宮本輝
▽脚本・演出:ジョン・ケアード
▽音楽・演奏:藤原道山
(主なキャスト)
▽鹿賀丈史…有馬靖明
▽余貴美子…星島亜紀
▽馬渕英俚可…瀬尾由加子ほか
▽高橋長英…星島照孝ほか

宮本輝の錦繍は、思い出深い作品。
思い入れが強い余り、仙台観光のときに足を伸ばし、
蔵王温泉のケーブールカーに乗って
ドッコ沼まで行ったこともある。

券は持っていなかったが絶対に当日券があるはずだと思い
無駄足にはならないとの確信を持って天王洲まで。
S席@9000円が当日券で手に入るとは思わなかったが
かなりの前列中央で観ることができた。
さて、お芝居の内容だが、新聞批評では
単調だとの指摘もあったが、
錦繍作品が好きな方ならそれほど気にならないのではないか?
多少は早口での台詞まわしにびっくりしたが
往復書簡のなかのやりとりをうまく舞台化している印象。
何よりも尺八の生演奏による音楽効果が深みを増している。
1階席もかなり埋まっていたから、この回の集客は
ざっと400人といったところか。
 

PR

2007年7月31日(火)18時半開始
夢馬龍蘭(第4回)
お江戸日本橋亭

▽神田蘭 講談…演目不明
▽三笑亭可龍 落語…順番、演目不明
▽三笑亭夢吉 落語…順番、演目不明
▽三遊亭春馬 落語…火焔太鼓

前の週に出演者数名からご案内もあり
仕事が早く終了するようなら顔を出そうと考えていた。
しかしうまくゆかないもので業務終了は思いのほか遅い時間に。
開口一番の蘭ちゃんには間に合うはずもなく、
もう諦めようかととも思ったが、
トリの春馬くんだけでも聴こうと駆けつけた。
団体さん?もいたのか椅子席、桟敷席とほぼ満員だから
お客さんの数はざっと90人強といったところか。
茶々を入れるお客さんもいたが、これを巧みに噺に取り入れるなど
春馬くんは余裕のある高座で、火焔太鼓をうまく自分のものにしていた。

終演後、短くご挨拶。

 

2007年7月20日(金)
歌舞伎座7月大歌舞伎 NINAGAWA十二夜
夜の部 16時半開始
歌舞伎座

▽序幕 4時30分~6時2分
(休憩30分)
▽二幕 6時32分~7時14分
(休憩20分)
▽大詰 7時34分~8時43分

蜷川幸雄演出
シェークスピア原作
小田島雄志訳
(主な配役)
尾上菊之助…斯波主膳之助/獅子丸実は琵琶姫
中村時蔵…織笛姫
中村翫雀…右大弁安藤英竹
中村錦之助…大篠左大臣
市川亀治郎…麻阿

とくに見る予定はなかったのだが
新聞記事での批評が気になり飛び込むことに。
3階席西2-9席で、花道は見えないのだが
後ろを気にしないで良い席なので割り切り。

鏡をうまく使った舞台装飾に関心。
亀治郎さんのコミカルな演技も楽しませてくれた。

 

2007年7月16日(土)12時45分開始
日本講談協会定席 
黒門町本牧亭
木戸銭、チラシ割引@2000円

▽神田蘭 五郎正宗孝子伝…雪ノ下屋敷のくだりから(本人曰く前日の続き?)
▽神田きらり 村井長庵…お登勢殺し
▽神田京子 清水次郎長伝…法印大五郎との出会い
▽神田鯉風 寛永力士伝…谷風の情相撲
▽神田松鯉 名人小団治
<お仲入り>
▽神田紅 夏目漱石生誕140周年
▽神田愛山 結城昌治原作『骨の音』

愛山先生が結城昌治先生作品で
3日連続でトリを取るのは今回が初めてなのだそうだ。

この3日公演は、初日は台風、二日目は新潟・上越地震と御難続き。
さて月曜日祝日のこの日は、開演時点で17人程度の入りと
お客さんの出足はまずまずか。

紅先生の夏目漱石、奥さまのお名前「キョウコ」さんとあり、
何という字を書くのかなあと思い、帰宅してから調べてみると
「鏡子」さんであった。
 

2007年7月6日(金)
梶野沙羅展「小さな輝き」
会期:6月26日~7月8日
御茶ノ水 美篶堂(みすずどう)
入場無料

以前から気になっていたギャラリー。
鳥をモチーフにした小品が見られるとあって足を運んでみる。
木の成長を扱った絵本が秀逸だったのだが、
こちらは参考出品だった。
猫のスタイルをモチーフにした版画小品も秀逸。

さて、このギャラリーはオリジナルの手帳ほか、
製本に関する各種材料も取り扱っておりなかなかユニーク。
紙を折る際に使う竹のヘラも欲しかったが今回は見送り。

絵葉書や本など書架には魅力的なものも多い。
絶版になっているという『つづきのねこ』
(吉田稔美、講談社)を入手した。
予備知識はなかったが、絵といい、話の展開といい、
なかなかに味わい深い作品。
 

カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
西南
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析

104  105  106  107  108  109  110  111  112  113  114 
前のページ 次のページ
忍者ブログ [PR]