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2007年2月12日(月=祝日)12時45分
日本講談協会定席
黒門町本牧亭
▽神田蘭 間違いの婚礼
▽神田阿久鯉 天保六花撰…暗闇の丑松、お熊と旗本殺し
▽神田鯉風 西遊記…通天河、化け物退治
▽神田山陽 徂徠豆腐
<お仲入り>
▽神田紅 出光佐三、士魂商才
▽神田愛山 喘息療法(結城昌治原作、1962年オール読物12月号)
三連休の最終日なれど30人に迫る客の入り。
客席には着物姿の女性もちらりほらり。
三代目山陽先生はマクラも振らずに
かなりしっかりと徂徠豆腐を演じる。
愛山先生は逆にちょっとマクラが長かったか?
2007年1月26日(金)18時半~20時
八重洲ブックセンター本店8階ギャラリー
八重洲座 女流義太夫の世界 Vol.9
弥次喜多『東海道中膝栗毛』 赤坂並木より古寺まで
▽竹本越孝▽竹本土佐子▽竹本越春▽鶴澤寛也
トーク 田中優子(法政大学社会学部教授)
×金原瑞人(法政大学社会学部教授・翻訳家)
この日は仕事を切り上げることができたので
入場開始定刻の少し前には八重洲ブックセンターに。
7階の美術書のところを歩いていたら
黒紋付の寛也先生とバッタリ。
二言三言ご挨拶。
客席は120席あまりで、開場直後は入りを心配するも
開演直前にはほぼ満員に。
弥次さん喜多さんについては、あたしの基礎知識も乏しく
トーク、義太夫ともに新鮮。
楽しい回であった。
2007年1月20日(土)18時30分開演
第4回尾上紫リサイタル
国立劇場小劇場
▽新作「静」18時38分~18時56分(18分)
<休憩30分>
▽清元「玉兎」19時34分~19時51分(17分)
<休憩>
▽長唄「鷺娘」20時20分~20時47分(21分)
踊りについては専門知識があるわけではないが
この夜の尾上紫さんの舞台は吸い込まれる魅力があった。
ご縁があって紫さんの踊りを初めて拝見したのは
2001年8月9日の第一回紫・青楓日本舞踊公演だった。
会場が国立劇場大劇場で広かったこともあり
長唄紀州道成寺からは力強さを感じた。
その後何回かお姿を拝見するチャンスを得たが
2005年3月21日の第三回リサイタルBloomでは
セットの見事さもあって藤娘に圧倒された。
そして今回の第四回尾上紫リサイタル。
陳腐な表現ではあるが完成度の高さに強い感動を覚えた。
この日の観客は関係者多数と見受けられたがざっと500人、
9割近い入りとみた。
さて、この日は踊りもさることながら
衣装、舞台美術、照明、と総合的なバランスの良さに圧倒された。
新作「静」は桜をプリントした薄いファブリックにほの暗い照明。
紫さんの着物も灰色に見えるときもあれば
クリーム色に見えるときもあり夜桜の妖艶さを感じさせる構成だった。
作詞は松本隆さん。
「冬吉野 雪の絵の具があの人の…(以下省略)」と
静御前を題材にした詞が披露された。
プログラムには松本隆さんからの寄稿も載っていた。
清元「玉兎」はレモン色に近かったと思うが紫さんの着物姿が鮮やか。
舞台中央に下げられた満月と大きく描かれた萩の絵が美しい。
長唄「鷺娘」は花道のすっぽんから登場した
傘を持ってせりあがった紫さんの姿がすでに錦絵のようなあでやかさ。
清楚な白の衣装なのだが息を呑む美しさ。
舞台も降り積もった雪をかたちどった簡単な造形だけを配置。
両袖を振るわせる紫さんの踊りは、実に繊細で上品な表現だった。
花、月、雪と三つの舞台でそれぞれのモチーフが実に美しく、
見事な「雪月花」をかたちづくっていた。
去年は8月19日(土)の『花形・名作舞踊鑑賞会』が
すでに完売のため見られなかったこともあり、
個人的には大劇場で開いてくれればなあと感じていた。
だが、凝縮された2時間余りの空気を感じたあとは
小劇場の大きさがちょうどいいのかなあとも思われる。
空間の大きさが完成度の要素のひとつだとすれば、
券の取りにくさをうんぬんというのは野暮なことなのだろう。
2007年1月19日(金)18時~20時半
講談倶楽部INお江戸両国亭
「愛山・琴調 二人会」
▽神田あやめ…間に合わず
▽神田春陽…間に合わず
▽一龍斎貞秀…間に合わず
▽神田愛山 講談私小説「耐用年数」
▽宝井琴調 柳田格之進・堪忍袋
<お仲入り>
▽愛山VS琴調 お題対談
仕事のあと思い立って両国亭に足を運んだ。
両国橋の前で急に渋滞になる。
この日は天覧相撲だったので多少は
影響があったかもしれない。
両国亭、ちょっとさびしい客入り。
つばなれしていた程度か。
愛山先生の「耐用年数」は
ちょっと字にしづらい内容。
興味のある方はぜひ高座を聞いてくださいませ。
2007年1月13日(土)14時30分~16時30分
神田阿久鯉勉強会
神田阿久鯉の慶安太平記を聴く会(第13回)
四谷区民センター12階和室
▽慶安太平記・旗上げ前夜(松平伊豆守暗殺失敗)
<お仲入り>
▽慶安太平記・旗上げ前夜(丸橋忠弥・江戸城お堀端)
▽天明白波伝・金棒お鉄
この日は決断を迫られる番組であった。
黒門町本牧亭では日本講談協会の定席。
大げさに言えば「思いはふたつ、身はひとつ」というところ。
さて、会場は少なかろうと思ったがざっと35人とほぼ満員の入り。
黒紋付で髪型もビシッと決めて、高座姿も良し。
個人的には2席で十分と感じたが、
15分余っていたことで、天明白波伝のオマケ付きとなった。
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