神田阿久鯉の太閤記を聞く会十五 2013/05/06 (Mon)

「鯉のゆくえ」
神田阿久鯉の太閤記を聞く会十五
四谷須賀神社
木戸銭＠２０００円

▽神田真紅　桂昌院
▽神田阿久鯉　太閤記、賤ヶ岳の戦い・佐久間盛政(玄蕃)捕縛
＜お仲入り＞
▽神田阿久鯉　太閤記、北ノ庄城落城・柴田勝家の最期
　　　　　　（引き事）ホトトギス
　　　　　　大岡政談、縛られ地蔵

お客さんは５０人弱。
次回７月１３日(土）が太閤記の大団円とのこと。
高座姿の美しさもさることながら
程よい緊張感と女流に失礼とは思うが迫力の読みで
聴衆側としても安心感が大きい。

半面、常連客が多く、理解はあるはずなのに
開演中に２回携帯メールの着信音が聞こえる。
高座を大きく邪魔するものではなかったが
どうして電源を切らないのか、
高齢者のマナーの悪さには閉口する。

日本講談協会定席 2013/04/29 (Mon)

日本講談協会定席
２０１３年４月２９日（祝・月）
木戸銭＠２５００円

▽神田真紅　間に合わず
▽神田松之丞　寛永力士伝・谷風情相撲
▽神田蘭　山本八重
▽神田紫　双蝶々廓日記・序開き
▽神田松鯉　柳沢昇進録　隆光の逆祈り
＜お仲入り＞
▽神田陽司　中山安兵衛・高田馬場駆けつけ
▽神田紅　源平盛衰記　平知盛、静御前の最期

お客さんはピーク時で５０人弱だったか。
私もめずらしく和装で客席に。
ご常連がほとんどだが、
仲入り後は飛び込みのお客さんも
おいでになって嬉しい限り。
蘭ちゃんは、玉川スミ先生の
形見の御着物にて高座に。
松鯉先生もマクラでスミ先生の思い出話など。

陽司さんは引きごとが長く
本編が詰まってしまった。
紅さんの源平盛衰記は
持ち前の明るい高座姿とあいまって
いにしえのお物語として嬉しく拝聴。
談志師匠や先代の文治師匠の
源平盛衰記とは別物で
純古典に紅さんの世界が広がっていた。

上野の日本料理・本牧亭がなくなったので
毎月定期的な土曜・日曜の開催はなくなったが、
半面、広小路亭が会場であれば椅子席と桟敷があり
７０―８０人が余裕をもって入場できるので
たとえ、曜日が定まらない不定期な日程としても
興行としては利点が多いと感じる。

本牧新鋭講談会 2013/04/20 (Sat)

本牧新鋭講談会
２０１３年４月２０日（土）１３時
木戸銭＠２０００円

▽宝井梅湯　三方ケ原軍記
▽宝井駿之介　元和三勇士
▽田辺一邑　徳川家康・初陣、大高城兵糧入れ
▽一龍斎貞橘　賤ヶ岳七本槍・佐久間盛政玄蕃
＜お仲入り＞
▽神田阿久鯉　畔倉重四郎・奇妙院の最期
▽神田陽司　遠山金四郎の友情

会場は最大１２人の入り。
この日は貞橘くんの真打昇進を祝う雰囲気。
先輩真打の助演はなし。

一龍斎貞橘真打昇進披露 2013/04/18 (Thu)

一龍斎貞橘真打昇進披露
講談協会定席”日本橋亭・講談夜席”
２０１３年４月１８日（木）１８時
木戸銭、前売り＠１５００円

▽宝井梅湯　三方ケ原軍記
▽神田山緑　真田幸村・大坂城入場
▽桃川星之助　藤堂高虎・井合孫作
▽田辺一邑　曲馬団の女
▽田辺鶴瑛　塩原太助
▽宝井琴柳　笹野権三郎・海賊退治
▽宝井琴桜　豊竹呂昇
＜お仲入り＞
▽口上　着座上手より、鶴瑛、琴柳、貞水、貞橘、琴桜、一邑
※口上は鶴瑛→琴柳→琴桜→貞水、三本締め音頭は琴桜、司会は一邑
▽一龍斎貞水　兜奇談
▽一龍斎貞橘　中山安兵衛・高田馬場駆けつけ

木戸は琴柑ちゃんが努めていた。
会場は８０人ほどの入り。
琴柳先生の海賊退治はくすぐりが少し時代を感じさせたが
小ネタ満載で会場を沸かせた。
貞橘くんは堂々とした読み。
終演後のお見送りで貞橘くんと二言三言。

森本二太郎・写真展 2013/04/17 (Wed)

森本二太郎・写真展
『私は私らしく生きる』～水野源三の詩に添えて
▽銀座教文館３階　ギャラリーステラ
▽２０１３年４月１２日（金）―１８日（木）
▽平日・土曜：１０時―２０時　/　日曜：１３時―２０時
▽入場無料

今回は折り合いがつかず会期後半にたずねることに。
１７日の１９時過ぎに足を運ぶ。
ギャラリー内でゆっくりと歩を進めながら、
水野源三さんの詩を読んではプリントに目を運ぶ。
二太郎さんと二言三言。
会話をきっかけに、
二太郎さんの現在の拠点である岡山の新庄村へ
最寄の伯備線根雨駅と東京往復で
ＪＲ利用の可能性を調べたところ
新幹線にこだわらなければ
サンライズ出雲とうまく組み合わせられることが判明。