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大西南
講談、寄席、絵画、音楽、芸術一般の記録
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2011年6月21日(火)18時50分
講談どんぶり会
うなぎ「両国」
木戸銭@4000円にて、「いなり+つくね+お銚子+うな丼」付き

▽宝井梅湯 真田幸村、大坂城入城
▽神田香織 五郎正宗孝子伝
<お仲入り>
▽神田織音 泉鏡花・婦系図

この日は30人超と
最近では大入りの部類。
常連ではない客が
冷房を切ってくれと店員さんに
頼んだばっかりに
織音さんの高座のときは
蒸し風呂寸前となる。
香織さんの孝子伝は、
忠孝の話がくどくない口跡で
重たくなかったのが好印象。
織音さんの婦系図は
織音さん自身が細身ゆえに
物語の悲哀がいっそうリアルに。

高座を終えた後、甲斐甲斐しく働く
梅湯くんに、うなぎ屋さんの制服が
似合いすぎていて驚いた。

香織先生にはツイッターを拝見している旨を告げ
放射能や地震がらみの話題で少しお話しした。

(追記)
こちらの講談会は10年以上前から
時折寄らせていただいているが
年配のご常連が減ってしまい
月日の経過と共にメンバー構成が
地元の壮年・婦人層に入れ替わっている。
当初はうるさ型の「通」のご贔屓筋が多くて
独特のピリピリした空気を感じたものだ。

この日はめったに来ない新参者、
新参者といっても私より年上の
50代くらいの壮年が少なからずいたが
傍若無人ぶりがやや目に余った。
芸人は人気商売だから、お客が多いのは良いことだが
「ご贔屓」が減って「ファン」ばかりが増えるのは
由々しきことである。
自分をよそ者と卑下する必要はないが、
早々に良い席に遠慮なく座ったり、
あれこれ好き勝手な言動で場を乱したり…。
地域寄席に足を踏み入れて、
聴かせていただいているという謙虚さが
感じられないのは情けない。

「悶々ホルモン」という酒場訪問記で
著者の佐藤和歌子さんが、
「自分は女なので居酒屋で好意的に
受け入れられることも多いが
そのお店のご常連さんの邪魔にならないように
気をつけて飲食する」(趣旨)、
といった考えを披瀝していたことを
ふと思い出した。

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