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大西南
講談、寄席、絵画、音楽、芸術一般の記録
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ミゾタユキ写真展(セレクション展)
シディ・ブ・サイド散歩、ネコがいる街
会期 : 2011年2月1日-25日
快晴堂フォトサロン
入場無料

………………………………………
チュニジアの街で撮影した写真の
セレクション展。
街の生活風景や景観の美しさを
さりげなく切り取った
ほのぼのとした写真が多い。
なるほど地中海の太陽の光は
こんな風なのかなあと
ジャスミン革命の震源地に思いをはせる。

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山地としてる写真展
「ブタとおっちゃん in 原宿」
リトルモア地下(渋谷区千駄ヶ谷3)
会期:2011年2月10日(木)-20日(日)
会期中無休、13時-20時
入場料@300円、半券提示で本人の再入場可

………………………………………
NHKBSの週刊ブックレビューで紹介されてから
気になっていたので、写真が展示されると知り足を運ぶ。

あたしが小学校低学年だった40年以上前のこと、
長崎県の西彼杵郡の親戚を訪ねたことがある。
そのお宅には豚舎があったので、
せっかくなので見学をさせてもらった。
建物に入った最初は子ブタの方が怖がって
通路から一番遠くへ逃げていったが
しばらく時間が経過すると
向こうの方から近づいてきた。
「子ブタは怖がりだが好奇心が強い」というのが
ブタに関するあたしの原体験だ。

ギャラリーには30枚弱だっただろうか、
微笑ましい光景を切り取ったモノクロ写真が
きれいに展示されている。
お客さんは7-8人でさほど混雑もなく助かった。
自分自身の子どものころの記憶を
重ねながら写真を見てゆくと
ついつい子ブタに感情移入してしまいそうになる。
2回ほどぐるりと見て周り辞去する。

ギャラリーの隅に、
「ブタとおっちゃん」の写真集とともに、
梅佳代さんの写真集や
千松信也さんの「ぼくは猟師になった」が
並んでいる。
なるほど会場のリトルモア地下は
出版社のリトルモアさんなのかと
遅まきながら点と点が結びついて
線になった。

110128_180.JPG










期間:2011年1月22日(土)-2月10日(木)
『180°SOUTH』(=ワン エイティ サウス)
20日間限定ロードショー
渋谷シネクイント(パルコパート3、8階)
料金、当日大人@1800円、座席指定・入替制

http://www.180south.jp/
http://www.cinequinto.com/lineup/

“patagonia”創始者イヴォン・シュイナードと
“THE NORTH FACE”創始者ダグ・トンプキンスが
40年前に南米パタゴニアを旅行。
壮大な手付かずの大自然にふとりとも
人生観や価値観が変えられる衝撃を受け、
その記録映像を偶然目にしたひとりのアメリカ人青年が、
その経験に魅了され、2人の追体験の旅を試みるという映画。

西南さんが現在スペイン語を勉強していることから
スペイン語圏の南米へと興味が広がり
パタゴニア関連をつらつらと調べていて
この情報に行き当たったもの。

シネクイントは座席がゆったりしていて具合がいいし、
配置も千鳥になっているので見やすさにも優れている。
昼の13時10分開始の回で、
お客さんの入りは40-50人ほどだったか。

自然との距離のとり方が実に良いロードムービー。
映画には環境問題へのメッセージも含まれているが
自然に向き合いながら人間や社会のことを考えているのだから
まあ、極めて自然なこと。
押し付けがましい主張はなく、
映画を見た人それぞれに
宿題を預けるようなつくり方だ。

なお、全国順次公開とのこと。
渋谷を逃しても、全国各地の劇場でチャンスあり。
http://www.laidback.co.jp/news/180south/

2011年1月27日(木)19時
JUNKU 連続トークセッション
『となりのツキノワグマ』出版記念
となりのツキノワグマ、-熊を語る-
自然界の写真報道家、宮崎学
ジュンク堂池袋店、4階喫茶
木戸銭@1000円(=事前申し込み、飲み物1杯つき)

会場はほぼ満員、60人ほど。
新樹社の『となりのツキノワグマ』出版記念である。
100枚以上の豊富なスライドをもとに
宮崎さんのフィールドワークでの
クマに関するいろいろな情報を知らされる。

クマだけを撮影しているわけではなく、
自然を写しながら、裏に社会や人間を
見ている、というのが宮崎さんの矜持。
経験に裏打ちされた種々の見解は
実に興味深い。

クマ除けのベルに効用がない話は
論拠に説得力があり、
なかなか面白かったなあ。

スライドショーの説明は
20時50分ごろ。
質疑応答に少し時間を割いて、
そのあとは本の購入者に
サイン会となった。
2011年1月24日(月)12時
第243回 若葉会
お江戸日本橋亭
木戸銭、お江戸演芸倶楽部会員招待

▽神田真紅 寛政力士伝、越の海
▽神田あっぷる 奴の小万、生い立ち(子分になるくだり)
▽神田松之丞 村井長庵、久八の生い立ち(上)
▽神田京子 出世の馬揃い
▽神田松之丞 村井長庵、久八の生い立ち(下)
▽神田きらり 赤穂義士外伝、小山田庄左衛門
<お仲入り>
▽神田蘭 お富与三郎、仕置き
▽神田紅葉 赤穂義士銘々伝、大高源五両国橋の別れ

お客さんはピーク時30人ほど。
終演時には20人に減った。

京子ちゃんの仕事の都合で、
松之丞くんは持ち時間を分割して高座に。

何回も苦言を呈するが
若葉会はネタおろしの稽古の舞台が基本のはず。
持ちネタをかけるには、いろいろな理由もあろうが
荒削りでも、新しいネタを覚える努力をして欲しい。

きらりちゃんは、祐天吉松から乗り換えたわけではなく
今回はこの義士伝を高座にかけたかった、のだという。
陰惨な話なのでお客を少し笑わせる工夫はあったが、
少し空回りしてしまったか?
来月は祐天吉松をかけると予告していた。

京子ちゃんの出世の馬揃いは観客を喜ばせる技術はさすがだが、
ややアレンジが多すぎた印象も強い。
一応はマクラではあったが、15分雑談して15分講談を読むのであれば
本寸法で30分読んだ方が、個人的には嬉しい。



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