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大西南
講談、寄席、絵画、音楽、芸術一般の記録
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2010年12月11日(土)14時
マリエラ・カストロ講演会
キューバにおける多様なセクシュアリティを語る
セルバンテス文化センター東京
入場無料、要事前申し込み

…………………………
会場は地下1階の
オーディトリアムで、入場者は
200人弱であっただろうか。

私はスペイン語はわからないのだが
同時通訳がつくので申し込んでみた。
男性性、女性性、両性具有性など
ジェンダーについては多少知っているつもりだったが
クロスジェンダーなど最新事情は
やはり聞いてみるものだと痛感した。
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2010年12月7日(火)19時
志の輔らくごあっぱれPLUS
成城ホール
木戸銭@4000円、全席指定

………………………………………
【第1部】
▽寒空はだか スタンダップコミック
▽遠峰あこ 歌とアコーディオン
 1)東京節
 2)おいちにの薬屋さん
 3)プッチーニ、わたしのおとうさんのメロディーで
  わたしの小田急線
 4)やあさかりんりん
 5)東京節
▽ダメじゃん小出 鉄トーク、寝台特急「富士、はやぶさ」号
<お仲入り休憩・15分>
【第2部】
▽立川志の輔 
 1)トーク 禁煙の話+沖縄公演の思い出 
 2)落語 徂徠豆腐
▽出演者+プロデューサーあいさつ
▽三本締め
………………………………………
志の輔らくごあっぱれPLUSは今回が3回目ということだが、
私が足を運んだのは今回が初めて。
事前に案内を見た限りでは地域寄席の拡大版かな?とも思ったが、
いざ会場に入ると、観客席はどうやら
小田急線沿線や首都圏から駆けつけた
志の輔さんのファンが大多数のようで
独演会の延長というか、独演会sideBといった印象だ。
志の輔さんの落語が一席だけで、あとは比較的マイナーな芸人さん、
という構成ながら、会のプロデュースの趣旨に賛同して
決して安価とはいえない木戸銭@4000円を支払って
観客席に座っている方々もある意味「あっぱれ」である。
収容キャパシティが400人という、会場のサイズもあっぱれか。
志の輔さんの会はチケットが取りにくいとはいえ、
あまりに広いと出演者との距離感が遠のく。
かといって、例えば収容人数が300人の国立演芸場では、
出演者によっては正直なところ、ちと狭いというのが、
おおかたの演芸ファン共通の認識だろう。

はだかさんは、いつもながら
光沢のあるスーツが細身に似合う。
どうしても「東京タワー」の歌が聞きたくなるのだが、
時事ネタを盛り込んだスタンダップコミックでの勝負。
その心意気、いいじゃないか。

遠峰あこさんを聴くのは私は今回が初めて。
毎日新聞夕刊に掲載された木村万里さんの記事で
あこさんのことを知ったのだが、
振袖に足鈴という、そのいでたちだけでもインパクトがある。
明るい時間を提供しようとする選曲や歌詞、
MCなどなど、その芸人としてのサービス精神もさることながら
矢野顕子さんや山崎バニラさんを連想させるような
高音が歌声のところどころに入ってアクセントになっている。

小出さんはジャグリングを封印してのトーク一本勝負。
寝台特急「富士・はやぶさ」号が九州から東京へと走る様子を、
おしゃべりと効果音、ライト、バルーンを駆使して熱演する。

お仲入りのあと、映画『未来世紀ブラジル』で有名な
ラテン音楽「ブラジル」の出囃子で高座に登場した
袴姿の志の輔さんにひときわ万雷の拍手。
マクラというより、与太話に近い、禁煙にまつわるあれこれと
沖縄での落語会が通算99回になった思い出話をしばし。
前説もなく、落語も1席のみのプログラムとあっては、
これはこれでお客さんの気持ちをならす、貴重な時間なのだろう。
演目は講談でおなじみの「徂徠豆腐」。
講談であれば最後は「情けは人のためならず。
荻生徂徠の出世により、増上寺門前で売られる豆腐は、
以後『徂徠豆腐』と呼ばれ人気を博しました…」
といった大団円を迎えるのだが、
落語版はさにあらず。
志の輔版「徂徠豆腐」は、家事で焼け落ちたお店を
荻生徂徠の出資により再建してもらった
豆腐屋、上総屋七兵衛さんが、
仕事を再開して初めてつくった豆腐を
荻生徂徠の屋敷に届ける場面で終わる。
そこで交わされる言葉が実に心温かく…。
講談で聞きなれていると人情話風の展開には
素直に新鮮な驚きもある。
ところで、この日で禁煙23日目だと言っていた志の輔さん。
終演後に、タバコに火をつける誘惑に負けなかったのだろうか?
 

小西浩文講演会
~危機の時代に生き残る技術~
2010年12月3日(金)19時
文京シビックセンター、3階会議室
会費@5000円

………………………………………
知己である元アメフト選手のブログを
つらつら読んでいて
小西浩文さんの講演会を発見。
都合がつくので主催者に連絡を取り
仕事帰りに顔を出した。
小西さんは、標高8000m超の山々に
酸素ボンベを使わずに登る
トップクライマーである。

小西浩文さんのことは最近知ったばかりで
講談社+α新書の
『勝ち残る「腹力」トレーニング』も
書店で偶然手にして買い求めたので
特に誰かから紹介されたわけではない。

本を読んで想像したとおりの
パーソナリティであると感じたが
講演会で直にお話を聞けるというのも
そうそうない機会なので
有意義な時間を得たと感じた。
質疑応答にも時間を割き、
プログラムが終了したのは午後9時25分ごろだった。
定員は90人ということであったが
会場は関係者も含め100人超であったか。
 

白旗史朗写真展、圏谷のシンフォニー
会期:2010年11月19日-12月2日
東京ミッドタウン フジフイルムスクエア
入場無料

………………………………………
最近のあたしの悪いパターン。
今回もチャンスは何回かあったのに
結局、会期最終日に会場を訪れた。
会場には白旗史朗さんのお姿も。
いかにも写真マニア然とした60歳超だろうか
何人もの紳士が買い求めた白旗史朗さんの
写真集の扉に署名をいただいている。

写真は山と渓谷の誌上で見かけた作品もいくつか。
どういう処理をしているのか、
はたまた保護用の透明な表面処理をかけているのか
美しいパネル張りに仕上げて展示してある。
脇には作品のタイトル名だけが添えてある。

撮影のためには山での待機時間も長かったのだろうな、
などと写真以外のことにも思いをはせながら
美しい作品を回遊魚のように眺めて歩いた。

帰りに会場となりの写真歴史博物館で
土門拳さんの作品展、「室生寺」も
急ぎ足で見てからミッドタウンを後にした。 

2010年11月29日(月)12時
第241回 日本講談協会若葉会
お江戸日本橋亭
木戸銭@1500円のところ、
お江戸演芸倶楽部にて招待

▽神田真紅 徂徠豆腐
▽神田あっぷる 奴の小万、生い立ち
▽神田松之丞 村井長庵(2/12)十兵衛殺し
▽神田蘭 1)三島由紀夫、橋づくし
(都合によりここで退出、以下プログラム)
………………………………………
       2)ファイティングまつこ
▽神田紅葉 二代目紀伊国屋文左衛門
▽神田きらり 祐天吉松
▽神田京子 爆裂お玉

木戸であっぷるちゃんと二言三言。
開演時にお客さんはすでに22人ほど入っていたが
蘭ちゃんの途中で37人にまで増えた。
名取先生と大入りですねと思わず顔を見合わせる。
常連さんばかりというわけではなく
不思議なほどの入場者数。

真紅ちゃんは空腹な荻生徂徠のセリフが
力強くて、これはご愛嬌。
武家の威厳を保っているという点では良いのだが、
もう少し弱々しい話し声が好ましいと考えるが…。
あっぷるちゃんは高座の冒頭でも話していたが
落語会の仕事で5年ぶりに青森へ、
落語会では最前列に家族が5人並んでいたと
嬉しそうに話していた。
松之丞くんは1席の振り返りが20分、
本編の2席目が25分で、
あと一歩の時間配分の工夫は必要だろう。

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