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大西南
講談、寄席、絵画、音楽、芸術一般の記録
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第58回 独立書展
国立新美術館(千代田線乃木坂駅直結)
会期:2010年1月6日~18日
入場料@300円、招待券にて入場

※企画展は「圓融の書 山崎大抱展」

知人の出展もあり気になっていたのだが
最終日になんとかすべり込み。
3階、2階、1階とすべての展示を駆け足で観覧。
造形意欲と情熱にあふれた作品が多い(チケット裏のあいさつより)
のが、独立書展の持ち味だが、
作品群をながめると改めて層の厚さを感じる。
直接的に私の石のハンコの参考に結びつけるのは難しいが
金文や篆書体の作品を拝見すると、意図や工夫をあれこれ思い巡らせてしまう。

帰りに初めて地下のショップに下りる。
高橋理子(ひろこ)さんのヒロコレッジ作品を販売しているとわかったのは収穫。
レストランのおいしそうなカレーの香りが誘惑だったが
そそくさと退散。

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2010年1月6日(水)16時
初春花形歌舞伎・夜の部
新橋演舞場
木戸銭、招待券にて2階A席

(公演期間:2010年1月2日-26日)

慙紅葉汗顔見勢(はじもみじあせのかおみせ)
猿之助十八番の内 伊達の十役(だてのじゅうやく)
市川海老蔵十役早替り宙乗り相勤め申し候

発 端     稲村ヶ崎の場  
序 幕 第一場 鎌倉花水橋の場  
    第二場 大磯廓三浦屋の場  
    第三場 三浦屋奥座敷の場  
二幕目     滑川宝蔵寺土橋堤の場  
三幕目 第一場 足利家奥殿の場  
    第二場 同床下の場  
四幕目 第一場 山名館奥書院の場  
    第二場 問註所門前の場  
    第三場 問註所白洲の場
大喜利 「垂帽子不器用娘(ひらりぼうしざいしょのふつつか)」

口上 仁木弾正/絹川与右衛門 赤松満祐/足利頼兼 土手の道哲/高尾太夫
腰元累/乳人政岡 荒獅子男之助/細川勝元 海老蔵

渡辺民部之助  獅童
八汐/祐念上人  右近
京潟姫  笑也
三浦屋女房松代/栄御前 笑三郎
山中鹿之助/むてき坊 弘太郎
山名持豊  寿猿
松島 春猿
大江鬼貫/ひっち坊 猿弥
渡辺外記左衛門 市蔵
沖の井 門之助

…………………………
縁があって招待券をいただき観劇。
入場時にチケット売り場でキャンセル待ちという声が聞こえた。
見渡す限りほぼ満席でしたから大入りでしょう。

海老蔵さんは熱演でしたねえ。
演出は猿之助さんとのこと、早替わり、宙吊りありで娯楽性豊か。
海老蔵さんは女形のときに体の線が固いのですがこれは仕方がないか。
6日朝のNHKテレビでもモザイクをかけて紹介していましたが
三場にある花道での与右衛門と道哲のすり替わりは
わずか数秒でくるくる回るだけで仕組みが全然わかりません。
獅童さんは姿がいいので、良さを再認識しました。

2階ロビーは、ほの暗い照明でバーコーナーも雰囲気が良い。
客席では2階と3階の花道上の座席近くには
花道での演技を映し出すモニタが設置されていて、これも良い対応。
正面左右にある休憩時間を表示する掲示板の文字テロップでは
前傾姿勢を取らないで、とか、撮影や録音禁止、上演中は話をするなと
やんわり注意喚起を促している。
どちらかというと歌舞伎座のように松竹のスーツ姿のお姉さんが
マナーの悪いお客さんには直接に口頭で注意する方が良いと考えるが
本人の自主性に託すのも、民度を高めてほしいという主催者側の期待を感じさせる。

靖国講談会
2010年1月2日(土)14時
※会期は2010年1月2日(土)-4日(月)
靖国神社内、靖国会館
木戸銭、ご贔屓連割引@500円

▽一龍斎貞弥 平松金次郎、大天竜の渡し
▽田辺銀冶 後藤又兵衛、トラ退治
▽田辺一乃 渡辺角右衛門、士分取り立て
▽神田山緑 寛永力士伝、谷風情け相撲
▽田辺一邑 楠木の泣き男
<お仲入り>
▽一龍斎貞橘 笹野名槍伝、海賊退治(前半のみ)
▽宝井琴調 浜野矩随
▽一龍斎貞花 赤穂義士銘々伝、岡野金右衛門、恋の絵図面取り

国立演芸場からつらつら歩いて靖国神社へ。
こわもてのおじさんたちの間を抜けて靖国会館へ。
お客さんはピーク時60人ほどか?
講談ファン、靖国に来てたまたま入った感じの方、
特定の前座さんを応援しているとおぼしきピンポイントのお客さんなど。
貞弥さんは高座も立派だが、いつもながら所作が美しい。
銀冶(ぎんや)さんは、私は初めて。
講談界の蒼井優と呼ばれているらしいが、
着物姿も良いし、全体的にこなれた印象が強い。
身長180センチの大型新人山緑くんの高座を見るのも
個人的にはずいぶん久しぶりだ。

琴調先生の浜野矩随は、水盃のくだりを省略して少しダイジェスト版で。
貞花先生の岡野金右衛門も、お艶さんが自害しないバージョンで聞きやすい。
終演後、貞橘くんと二言三言。

2010年1月2日(土)11時30分
新春国立名人会 国立演芸場
木戸銭、当日しかも立ち見!@2450円

鏡開き、10時55分頃から1階正面入り口付近
柳亭市馬、神田紅、ほか

100102_kukoritsu.JPG








…………………………
▽若山胤雄社中 寿獅子
▽柳亭市馬 落語、相撲甚句+一目上がり
▽神田紅 講談、川上音次郎+マダム貞奴(抜き読み)
▽三遊亭園歌 落語、中川家の人々
▽江戸家猫八 ものまね声、にわとり、うぐいす、犬
▽三遊亭好楽 落語、親子酒
<お仲入り>…ここで退出
▽北見マキ 奇術
▽雷門助六 落語
▽青空球児・好児 漫才
▽三遊亭小遊三 落語

満員でした。立ち見は10人ほど。
市馬師匠はさすがの美声。
紅さんは声の調子が悪いとのことで
ちょっと気の毒な感じでした。
園歌師匠はお元気で何より。
猫八さんは昨年の襲名披露以来、私は初めて。
きれいな緑のジャケット姿。
2009年12月27日(日)18時30分
さんすくみの会
板橋ハイライフプラザ ホールA
木戸銭、前売り@1800円

▽春風亭朝呂久 落語、一目上がり
▽神田織音 講談、犬上軍兵衛
▽柳家甚語楼 落語、抜け雀
<お仲入り>
▽神田織音 講談、夫婦餅
▽柳家我太楼 落語、お見立て

チラシに回数は書いていなかったが
調べてみると18回目と思われる。
お客さんは30人ほど。
高齢の方が多いが、客筋は好印象。
地域寄席というのは観客数が多ければ良い、
というものではなく、
聞きたい人がしっかり集まっているということが
大切なのではないか、という思いを強くした。

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