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大西南
講談、寄席、絵画、音楽、芸術一般の記録
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2010年3月11日(木)14時
産経講談会
湯島神社参集殿
木戸銭@2500円

▽前座 一龍斎貞鏡、義経記より頼朝と義経
▽田辺駿之介 正直車夫
▽神田紅 白子屋政談、おくまかどわかし~カツオの強請
<お仲入り>
▽宝井琴柳 魚屋本多

久しく琴柳先生の講談を聞いていないので
産経新聞に応募して足を運ぶ。
定員120人のところ、60人ちょっとの入り。
半面、反応をみていると講談のご常連ばかりではない様子で
普及という観点からみると、企画として成功なのではないか?

貞鏡ちゃんは、開口一番で緊張するかと思いきや、
堂々たる口調で大物ぶりを発揮。
田辺駿之介くんも一鶴先生ばりの身を乗り出すしぐさをまじえて
楽しい高座に仕上げる。
正直車夫はいままで女流の高座からしか聞いていなかったのだが
駿之介くんから聞くと、なるほど男の講釈だとこうも印象が変わるかと
講釈らしい講釈に仕上がっている。
講談協会のメンバーに、完全アウェイ状態の日本講談協会の紅さんであったが
お客さんを沸かせる見事な中トリ。

琴柳さんは、枯れたといっては失礼か、貫禄の高座。
マクラであれこれ話したあとに「俗に九十九久保、百本多と申しまして…
大名旗本御家人の中には、大久保と名前と、本多という名前が多うございまして…」
と入ってゆく。演目は魚屋本多だなとわかる。
これも女流で聞いたことがあるが、わずかなところで落語っぽくなったり、
人情噺っぽくなったりする難しい演目だと、個人的には感じている。
さすがは琴柳先生、講釈としてビシッと聞かせるあたり、年季が違う。

【余談】
お楽しみ抽選の旅館宿泊券、当選番号は25番でした。
わたしのプログラムの肩に印字されていた番号は24番。
そもそも、わたしが受け付けにハガキを差し出そうとしたときに
横から中年夫婦が割り込んできて、2人分繰り下がって受け取ったプログラム。
当選はしなかったけれど、幸運にちょっとかすった感じ。
 

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