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大西南
講談、寄席、絵画、音楽、芸術一般の記録
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柳家喬太郎vs田中泯
『死神』(グリム童話『死神の名付け親』より)
…晩夏幻夢・落語と踊りの出会う夜

企画:ざぶとん亭風流企画、風流tokyo堂#3
期間:8月28日、29日 19時開演
場所:新宿・紀伊国屋ホール
木戸銭:当日4800円(前売り4500円)

▽落語…柳家喬之進、替り目
▽落語…彫り師マリリン
<お仲入り>
▽落語…柳家喬太郎、踊り…田中泯
『死神』(グリム童話『死神の名付け親』より)

淡い期待で当日券発売開始時間の15分後に会場へ。
幸運にも当日券、最後の1枚を購入できた。
会場は400人超、ほぼ満員。

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桂あやめ芸能生活30周年記念落語会

2012年8月18日(土)18時45分開演
牛込箪笥町ホール
木戸銭、前売り@3000円

▽桂三四郎 世間の車窓から
▽桂あやめ 妙齢女子の微妙なところ
▽林家染雀 豊竹家
▽桂あやめ 立ち切れ線香
(終演は20時37分ごろ)
<お仲入り>
▽柳家喬太郎 極道のつる
▽姉様キングス 音曲漫才
 1)近来節、2)スットン節、~時事ネタ織り込み、3)アホダラ教、4)MC
(終演は21時20分ごろ)

会場は約400人ほぼ満員。
お囃子は恩田えりさん。
開演は18時45分とあったが
実際には18時53分ごろの開始。
土曜日なので定刻に始めてほしいと思ったが、
遅刻する入場者を少なくするため、あえて19時開演とせず、
様子を見て18時53分ごろのスタートとしたなら
たいしたものだ。

三四郎くんのネタはきっと大阪環状線が舞台だろう。
東京での高座とあって秋葉原駅を話に取り入れていたが
登場人物が全員関西弁で話しているのだから、
無理に秋葉原駅を入れる必要はなかったのでは?

あやめさんの「妙齢女子…」は「コンパ大作戦」からの
進化形と考えると感慨深い気がする。
染雀さんの話では「妙齢女子…」は、
「私はオバさんにならない」
「私はオジさんにならない」と合わせ
魂の叫び三部作なのだそうだ。

立ち切れ線香への挑戦は心意気や良し。
20周年は「小糸編」であったが
そろそろ挑戦をと気力が充実している様子だ。

姉さまキングスの「スートン節」は
うめ吉さんが歌う「すととん節」と同曲だが、
川上音二郎のオッペケペ節と似て
政治を皮肉る構成になると
こうも印象が変わるものかと感心する。

かのこしぼり

2012年7月24日 17時半
お江戸日本橋亭
木戸銭、前売り@1500円

▽昔昔亭喜太郎 寿限無
▽瀧川鯉和 無精床
▽瀧川鯉斗 天災
▽春風亭鹿の子 身投げ屋
▽春風亭小柳枝 船徳
<お仲入り>
▽桂枝太郎 転校生
▽やなぎ南玉 曲独楽
▽春風亭鹿の子 七度狐(前半)

鹿の子さんからDMを頂戴し
久しぶりの落語会。
お客さんも40人ほどで
アットホームな印象。
小柳枝師匠のときはマイクのハウリングが止まず
時間の制限だったのか、マイクの調子だったか
理由は不明だがサゲを少しはしょって高座を降りられた。
何とも気の毒な印象だった。
トリで鹿の子さんがお囃子入り(はめもの)で
上方落語に挑戦したのはその気合良し。
終演後は木戸で鹿の子さんに目礼して辞去。

志の輔らくごリバイバル テアトル銀座
会期:2011年7月1日-5日
木戸銭@5000円

7月2日(土)開演14時半、終演16時半の回

▽立川志の輔 大河への道

………………………………………
お正月のPARCO劇場は
チケット入手をハナから諦めているが
「大河への道」は評判を聞いていたので
可能なら再演を見たいと思った。
銀座の金券ショップで5日のチケットの
出物があって、しかも@4000円と
ディスカウントだったので
(5日夜は用事があり、その券は買わなかったが)
ひょっとして当日券を買えるのでは?と
2日(土)14時半の回にもぐりこんだ。

当日券申し込みの電話は受付開始から
延々お話中でたびたび心折れそうになるが
しつこく電話をしてなんとか整理番号を入手。
指定された集合時間にテアトル銀座へ行き
当日券を購入した。

会場は定員750人(-撮影クルー席)と
ほぼ満員。
私は2席前にカメラがあり、
そのすぐ後ろが空席になっていた。
なぜか私の左右もアキで、
快適に見ることができた。
テアトル銀座は変則の千鳥で
椅子も高級であることも嬉しい。

肝心の内容だが、
落語とも講談とも分類できない
「志の輔らくご」であるのだが
とりあえず生で聞けた事に感謝。
構成にはいろいろ気づく点もあるが
本人がいろいろ工夫して高座にかけているのだから
今後しかるべき長さに収斂してゆくのだろう、
と思う。

終演後に志の輔さんいわく「一本締め」があったが
「関東一本締め」だった。
「一本締め」なら「一本締め」をやればいいのに、と感じたが
東日本大震災のあとでシャシャシャン、シャシャシャンという
気持ちにはなれないのだろう。
さりとて、「関東一本締め」とは呼びたくないのだろう。
志の輔さんが「一本締め」のことを知らないはずはなく
手締めの背景にそんなことを考えた。
退出時のBGMはなぜかスターダストレビューの
シュガーはお年頃。
私には懐かしいメロディーだが
若手には世代間格差を感じさせる選曲か?

それにしても観客の携帯電話等のマナーは悪い。
撮影カメラが入ると説明があったのにもかかわらず
1回着信音が鳴ったし、
私の数席隣りのおばちゃんは、時間を確認しているのか?
志の輔さんがしゃべっているのに二つ折りの携帯を開いて
光を漏れさせている。
私のま後ろの席のおばちゃんも、
「マナーモードだからいいわよね」と
自分勝手なことを言っている。
私のななめ後ろのおじちゃんは
開演中に2回もせんべいをかじって
遠慮もなく音をたてている。
チケット入手困難な興行は
来ること自体が目的になってしまうので
こういうことが起きやすいのかもしれない。

2011年2月26日(土)18時
第26回 桃色婦人会
神田茜新潮エンターテイメント大賞
受賞記念の会
池袋演芸場
木戸銭@2500円

▽三遊亭多ぼう 落語…たらちね
▽三遊亭歌る多 落語…幾代餅
▽神田陽子 講談…あの頃の夢
▽鼎談 茜、陽子、歌る多
<お仲入り>
▽桑原滝弥 詩
▽神田茜 講談…1)小さな恋のメロンディ、
     2)好き好き金右衛門さま

…………………………
会場は立ち見もあり、200数十人の大入り。
入場前と終演後に名取先生と二言三言。

多ぼうちゃんは、私は初めて見る。
着物はもう少しきれいに着ようよ。
おじさんが地味な唐桟を着ているような印象だ。
なのに半襟は、えんじ色でアンバランス。
おはしょりがないためか、あるいはサイズが大きすぎるのか。
でも、歌る多師匠が何も言わないはずはなく、
何か理由があったのかもしれない。

出色は「たらちね」。
前座噺で何回も聞いているが
女性が話す「たらちね」は私自身初めて。
話の進め方がぎこちない多ぼうちゃんが読むと
リアルな一人芝居を見ているようでおかしい。

歌る多さんを聞くのは何年ぶりか?
少しふくよか?になられたかな?
幾代餅はくすぐりも見事で貫禄の高座。

陽子先生はストーリーはうろおぼえ?でも
こちらも貫禄の高座。
葬儀屋さん製作になる
段ボールの講釈台は音も良くなかなか。

歌る多さんも、陽子先生も微妙なイントネーションで
「シンチョウ、エンターテイメント大賞受賞」と言うので
「志ん朝エンターテイメント大賞」に聞こえてしまう。
「新潮」ではなく「新潮社」と言ってくれると有難いのだが
まあ、これはちょっと気になる程度でたいしたことではない。

滝弥くんはちょっとバラエティに傾きすぎたか?
もし詩の朗読会なら別の印象だっただろうが
この日は、かなりついていけなかった感が強い。

茜さんはかなりの緊張。
得意の演目をオムニバスで2席。



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