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大西南
講談、寄席、絵画、音楽、芸術一般の記録
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2009年11月8日(日)18時半開演
田辺駿之介講談会~探求!南派・田辺の系譜~
国立演芸場
木戸銭:前売り@2000円

▽田辺駿之介 三方が原軍記
▽田辺駿之介 生か死か(十二代 田辺南鶴作)
▽宝井琴梅 名刀捨丸の由来
<お仲入り>
▽鼎談というか、池田先生に聞く。
 南派とは?南龍、南鶴の思い出
 神田外国語大学名誉教授、池田弘一先生
 宝井琴梅
 聞き手:田辺駿之介 
▽田辺駿之介 名月若松城

ほぼ満席、280人超。
高座返しは田辺一乃ちゃん。開口一番など出番は無し。
田辺駿之介くん、登場して早々に田辺一鶴さんが
体調不良で休演であることを告げる。
なんとも気の毒な気がする。
ただし、高座は若さをぶつけて奮戦。
出来はとにかく心意気や良しであろう。

それにしても一部観客のマナーがひどかった。
フラッシュをたいて写真撮影。
女流講談師の席では、ままあることだが、
最前列や2列目のおじさんたちだから、
推察するに関係者?ゆえのハプニングか。

あと、こちらはひどかったが、
上演中の携帯電話の時報アラーム?が2回ほど、
駿之介くんのリズムを狂わせた。

なぜ携帯電話の電源を切らないの??
国立演芸場の客席はどうせ電波の圏外になるのだから
マナーモードにしようかなど
オンにしておくことにこだわらずに、
素直に電源を切ればいいだけのこと。
うっかりなのか、電源を切る気はさらさらないのか、
自分だけはいいと思っているのか…。
つくづく上演中の携帯電話電源オフの励行することの困難さを感じる。

19時に腕時計のアラーム音?がいくつか鳴ったのもひどかった。
腕時計のアラーム音のリセット操作できないの?
これは客席に年配者が多かったことから推察すると
設定変更の操作が苦手なのだろうと考えられないことはないが。

大入りのお客さんは何よりであるが、
個人的な感想では、半分くらいのお客さんについて
拍手のタイミングと笑いのタイミングが少しおかしい。
本来ならば笑いが起きないで見守るべきであるところで笑いがおき、
拍手のタイミングは、拍手の開始がどうも早すぎる印象が強かった。
ファンの裾野が広がることは良いことだが、
独演会に不慣れなお客さんが多かったということか?

お客が楽しんでいるんだからいいじゃないか、という意見もあろうが
若手講談師を応援するなら、それなりの方法もあるはずじゃないか、
と思わずにはいられない。

高座の奮戦や鼎談の工夫など
企画そのものは良かっただけに
一部マナー違反者の存在はきわめて残念であった。
 

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