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大西南
講談、寄席、絵画、音楽、芸術一般の記録
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2009年11月14日(土)19時
黒門町本牧亭
木戸銭@飲食費のみ

▽一龍斎貞橘 日本号の由来

お客さんは12人。
だが、御酒がすぎたか、
開演時点でメートルがあがっている
お客さんがちらほら。

芸人に上手も下手もなかりけり
行く先々の水にあわねば

そこは貞橘くんも心得たもので、
この日の昼に落語会に出たエピソードや
池袋を歩いていて、お笑い芸人「はんにゃ」の出版サイン会に
長蛇の列ができていたこと、などを冒頭で話して
雰囲気が固くならないように工夫。
日本号の由来も、途中を少しはしょって短めに切り上げた。
ちょっと時間が短いのは残念ではあったが
あの雰囲気では好判断であろう。


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2009年11月10日(火)13時から
講談新宿亭 昼の部
新宿永谷ホールFu+
木戸銭:お江戸演芸倶楽部メンバーにつき優待

▽神田真紅 九度山脱出
▽神田あっぷる 伊達家の鬼夫婦
▽神田松之丞 宮本武蔵伝
▽神田紅葉 白子屋政談
(ここで入場)
▽神田阿久鯉 天明白波伝、新藤徳次郎おいたち
▽神田紫 林芙美子、放浪記(前半)
▽神田松鯉 赤穂義士銘々伝、天野屋利兵衛
<お仲入り>
▽神田陽司(繰り下がり)→神田茜、あちらかしら
▽神田陽子(休演)→神田陽司、岩崎弥太郎と坂本龍馬

都合がつかず遅れて入場。
木戸であっぷるちゃんと話すと、
阿久鯉さんは高座に上がったばかりなので
今なら入場可能と促され、助かる。
お客さんは50-60人。
会場はのんびりした雰囲気。
座席では名取先生の近くだったので
二言三言ご挨拶。
主任は当日急に交代したのだろうけれど、
陽司さんは楽しい持ち味を発揮するも、
ちょっと脱線が多かったかな?
30分で読める高座を無理に40分に伸ばす必要は
ないと感じたが、いかに。

【夜の部プログラム】
▽神田真紅
▽神田あっぷる
▽神田松之丞
▽神田蘭
▽神田鯉風→繰り下がり、
▽神田紅(休演)→神田陽司
▽神田鯉風
<お仲入り>
夜席企画:赤穂の義士伝と吉良の義士伝
▽神田京子 南部坂雪の別れ
▽神田愛山 吉良の料理番 

2009年11月8日(日)18時半開演
田辺駿之介講談会~探求!南派・田辺の系譜~
国立演芸場
木戸銭:前売り@2000円

▽田辺駿之介 三方が原軍記
▽田辺駿之介 生か死か(十二代 田辺南鶴作)
▽宝井琴梅 名刀捨丸の由来
<お仲入り>
▽鼎談というか、池田先生に聞く。
 南派とは?南龍、南鶴の思い出
 神田外国語大学名誉教授、池田弘一先生
 宝井琴梅
 聞き手:田辺駿之介 
▽田辺駿之介 名月若松城

ほぼ満席、280人超。
高座返しは田辺一乃ちゃん。開口一番など出番は無し。
田辺駿之介くん、登場して早々に田辺一鶴さんが
体調不良で休演であることを告げる。
なんとも気の毒な気がする。
ただし、高座は若さをぶつけて奮戦。
出来はとにかく心意気や良しであろう。

それにしても一部観客のマナーがひどかった。
フラッシュをたいて写真撮影。
女流講談師の席では、ままあることだが、
最前列や2列目のおじさんたちだから、
推察するに関係者?ゆえのハプニングか。

あと、こちらはひどかったが、
上演中の携帯電話の時報アラーム?が2回ほど、
駿之介くんのリズムを狂わせた。

なぜ携帯電話の電源を切らないの??
国立演芸場の客席はどうせ電波の圏外になるのだから
マナーモードにしようかなど
オンにしておくことにこだわらずに、
素直に電源を切ればいいだけのこと。
うっかりなのか、電源を切る気はさらさらないのか、
自分だけはいいと思っているのか…。
つくづく上演中の携帯電話電源オフの励行することの困難さを感じる。

19時に腕時計のアラーム音?がいくつか鳴ったのもひどかった。
腕時計のアラーム音のリセット操作できないの?
これは客席に年配者が多かったことから推察すると
設定変更の操作が苦手なのだろうと考えられないことはないが。

大入りのお客さんは何よりであるが、
個人的な感想では、半分くらいのお客さんについて
拍手のタイミングと笑いのタイミングが少しおかしい。
本来ならば笑いが起きないで見守るべきであるところで笑いがおき、
拍手のタイミングは、拍手の開始がどうも早すぎる印象が強かった。
ファンの裾野が広がることは良いことだが、
独演会に不慣れなお客さんが多かったということか?

お客が楽しんでいるんだからいいじゃないか、という意見もあろうが
若手講談師を応援するなら、それなりの方法もあるはずじゃないか、
と思わずにはいられない。

高座の奮戦や鼎談の工夫など
企画そのものは良かっただけに
一部マナー違反者の存在はきわめて残念であった。
 

2009年10月26日(月)12時
第229回 日本講談協会若葉会
お江戸日本橋亭
木戸銭@お江戸演芸倶楽部会員招待にて無料

▽神田真紅 伊達家の鬼夫婦
▽神田あっぷる 真田幸村九度山脱出
▽神田松之丞 慶安太平記、箱根の惨劇
▽神田紅葉 白子屋政談、毒の企て(13席中9席目)
<お仲入り>
▽神田京子 1)仕置き部屋(さんま番組のパロディ)…松之丞、あっぷる
 2)ジャンヌダルク、オルレアン入城
 3)南部坂雪の別れ
▽神田蘭 荷風先生、ここだけの話

▽神田きらり、は休演。

15人+名取先生。
雨の悪天候と、酒井法子被告の初公判を考えると
たくさん入場している印象。

旧来の講談フリークとしての見解では
前座はともかく、二つ目に関しては
若葉会はネタおろしの会であってほしいのだが、
最近はどうも違うようだ。
この席には、名取先生もいらっしゃるので
的確なアドバイス、指導が出演者に届いているはずで、
在野のファンがとやかく言うことではないだろうが
少々気になるところではある。

【余談】
日本橋亭のとなりにあった和菓子屋さんの跡は、改装して楽屋になるのだそうだ。
入口脇の事務所は移転して、寄席関連商品を販売するショップになるという。

2009年10月24日(土)19時
土曜講談会
黒門町本牧亭
木戸銭@飲食費のみ

▽田辺駿之介 谷風の七善行、橋場の善吉

広小路亭で陽司くんの独演会が開かれていたこともあり
お客さんは4人と少なめ。
北上への巡業報告から講談に入り
なかなか良い口跡でした。
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