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大西南
講談、寄席、絵画、音楽、芸術一般の記録
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2010年2月20日(土)13時
本牧新鋭講談会
黒門町本牧亭
木戸銭@2000円

▽一龍斎貞弥 三方ケ原軍記
▽田辺駿之介 元和三勇士、戸田新八郎御前相撲
▽一龍斎貞橘 伊賀の水月、呂庵のシカンの策
▽田辺一邑 姐己のお百、勘作殺し
▽神田阿久鯉 畔倉重四郎、(19席中の1席)序開き
<お仲入り>
▽神田陽司 青龍刀権次、爆裂お玉
▽一龍斎貞山 寛永三馬術、松浦潟の血煙

お客さんは15人。
前座の琴柑ちゃんは卒業かな?と思ったが
スケジュールの都合により貞弥ちゃんの登場ということだった。
貞橘くんの演目は漢字がわかりません。
陽司くんは面白いのだが、いかんせん脱線が多くて聞きにくい。
貞山先生は貫禄の高座。
この日は湯島天神男坂下の太郎で、
貞山・貞鏡親子会があるのだが
さすがに満員かな?とこちらは遠慮する。
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2010年2月13日(土)13時
日本講談協会定席 黒門町本牧亭
木戸銭、チラシ割引@2000円

▽神田真紅 秋色桜(前半)
▽神田あっぷる わんぱく竹千代、桂昌院・養育編
▽神田松之丞 寛永宮本武蔵伝、闇討ち
▽神田陽司 徳川天一坊、名君と名奉行
▽神田茜 お札貼り
▽神田愛山 菊池寛『間違いの仇討ち』より、間違えられた仇
<お仲入り>
▽神田鯉風 夫婦餅
▽神田松鯉 源平盛衰記、青葉の笛

前座が3人いるので、予想外の早めの開始に保険をかけて
12時前に本牧亭に入った。
女将さんは、北上本牧亭のため、この日は不在。
いろいろ調整もあったのか、この日は12時15分の開始。
真紅ちゃんが高座にあがったときは私を含めてお客は3人。
雪寸前のみぞれが降り、冬季オリンピックの開会式当日とあっては
お客の出足が少ないのも仕方がないか。
前座はめずらしく、各人@15分の持ち時間であった。
この日は二つ目が不在で、松之丞くんのあとは真打の陽司くんという変則。

途中、お客さんは8人で伸び悩んだので
きょうは「つ離れ」しないかな?とも思ったが、
結局12人まで伸びた。
この天候ならば上出来か?

愛山先生の読み物は
菊池寛の『仇討三態』の最終話を
講談に仕立てたもののようだ。

松鯉先生は貫禄の高座。
馬場光陽先生の思い出話から、源平盛衰記を。
以前にも青葉の笛は聞いているが、
この日はとくに情感の描き方に感服。

終演後は味の笛にてちょっと一献。
2010年2月9日(火)14時から
亀戸 カメリヤホール

仕事を休めず、会費@3000円のお別れの会には
参加できなかった。献花のみの受付は19時まで。

仕事を終え、地下鉄丸の内線、総武線を乗り継いで
なんとか18時40分に滑り込んだ。
亀戸駅を出て歩道を歩いていると常連さんとすれ違う。
会場受付では一凛さん、銀冶さん。
ロビーに飾ってあるチラシや公演案内はセンスがいい。
駿之介くんの案内で会場に入り
白いカーネーションを手向ける。
祭壇は鶴の翼をかたどったなかなか趣向をこらしてある。
駿之介くんと思い出話を二言三言。
あまりゆっくり話すこともできず挨拶だけをして会場を後にした。



2010年1月27日(水)18時30分
神田香織一門会(第三回)
上野広小路亭
木戸銭@2000円

▽前説 神田香織
▽神田織奈 伊達家の鬼夫婦
▽田辺駿之介(特別ゲスト) 師、一鶴の思い出
▽神田織音 報恩出世俥
<お仲入り>
▽外かんだ織鏡 ガマの油・炸裂
▽神田香織 佐野の鉢の木

40人前後の入りであったか。
この会は特に足を運ぶ予定ではなかったのだが、
前座の織史くんの去就に関することをよそで聞いたので
会で確認したほうが良いだろうと考えたことと、
駿之介くんが一鶴先生の思い出を語るというので
ちょっと聞いてみようかなと考えてみた。

早いチラシでは開始時間は18時だったが、
実際には開演時間は18時30分に繰り下げられていた。

香織先生の前説で、織史くんはご家庭の事情で
郷里に帰ったということがわかった。
前説の最後では織音さんと織奈さんが師匠の両脇に立ち
三人で、これからもよろしくご声援を、と
挨拶をする場面があった。

駿之介くんは明るい高座だったが、
悲壮感もなく、ほのぼのとした好印象。
亀戸のカメリアホールでのお別れ会の予定の紹介も。

織音さんの報恩出世俥は別名「正直車夫」。
正直者の車夫・小林正吉が稲垣という巡査の厚情にふれ
一所懸命に働くようになると
お客さんの反応が良くなって手間賃も増え
運が開けてゆくというもの。
ある日、人力車にあった忘れ物の財布を紳士が降りた場所まで届け、
そのときはお礼にと申し出のあった食事や大金を断り、
手間賃の五十銭のみを受け取る。
のちに、その紳士がある人に金を貸して抵当に十台の人力車をとったが、
結局貸したお金は返済されず、車が手元に残った。
そっくりその十台を正吉に譲ろうとの申し出があって、車引きの親方になり…。
その紳士は、薩摩藩士で明治の軍人・政治家の黒田清隆であったといい、
また、厚情を受けた巡査の稲垣氏に後年再開し、恩返しを果たす…。
織音さんの清廉なイメージそのままに、嫌味を出さずに見事に読む。

佐野の鉢の木は、何回も聞いた話であるが
日本講談協会の先生方と
香織先生の口跡はちょっと違う。
先代の山陽先生から稽古をつけていただいているはずだから
もとは一緒なのだろうけれどね。

この日は永谷で紫先生の講談教室の日だったそうで
終演後、二階で紫先生に目礼。
一階の出口で織音さんと二言三言ご挨拶。
2010年1月23日(土)19時
黒門町本牧亭
木戸銭@飲食代のみ

▽神田鯉風 夫婦餅

お客さんは11人。
初場所で朝青龍が1敗を守って優勝したこともあり、
相撲のはなしをマクラで少し。
夫婦餅はこのところ女性講釈師から聞く機会が多かったが
鯉風さんの読んだ夫婦餅は、男の心情をうまく表しており
工夫が感じられる良い構成だったと感じた。
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