日本講談協会若葉会 お江戸日本橋亭 2008/08/25 (Mon)

２００８年８月２５日（月）１２時～
第２１５回　日本講談協会若葉会
お江戸日本橋亭
木戸銭：お江戸演芸倶楽部優待＠１０００円

観客数は１２人。ちょっとさびしい。
若手の奮戦を楽しんだ。

▽神田あっぷる　（１）鉢の木、佐野源左衛門駆けつけ
　　　　　　（２）両筆の絵師北馬
▽神田松之丞　寛永宮本武蔵伝・吉岡次太夫
▽神田京子　清水次郎長伝・益川仙右衛門仇討ち
▽神田蘭　秋色桜（前半）
＜お仲入り＞
▽神田紅葉　牡丹燈籠・お札はがし
▽神田きらり　祐天吉松・堅気に帰る（１４席中の最初）

あっぷるちゃんのマクラを初めて聞く。
紫師匠に、あっぷるとつけてもらったが
実は八戸出身なので、青森のイメージである
大雪、りんご、ねぷた、とは縁がないのだそうだ。

若葉会は原則ネタおろしの場であるはずのだが、
中堅どころでやや取り組み方に違いが見受けられる。
二つ目の「頑張りどころ」であるなあと感じる。
 

本牧新鋭講談会 黒門町本牧亭 2008/08/23 (Sat)

２００８年８月２３日（土）１２時４５分～
本牧新鋭講談会
黒門町本牧亭
木戸銭＠２０００円

定例は偶数月の第三土曜日なのだが、
今年はお盆のお休みと重なったため一週繰り下がっての公演。

▽神田すず　川中島合戦のあらまし
▽田辺駿之介　毛谷村六助…貴田孫兵衛
▽一龍斎貞橘　笹野名槍伝…紀州頼宣公から仇討ち免状
▽田辺一邑　姐己のお百…亭主殺し・深川十万坪
▽神田阿久鯉　天保六花撰…暗闇の丑松、五斗米市殺し
＜お仲入り＞
▽神田陽司　白子屋政談（８）源七召し取り
▽神田松鯉　清水次郎長伝、羽黒の勘六との出会い

会場には１５人とまずまずの入り。
名古屋からの遠来のお客様もあり、
仲入り後には１１人ほどに。
駿之介くんはビミョーな茶髪だったが
今風でいいか。
一邑さんものびのびとした口調で良し。
松鯉先生の高座をうかがうと、
羽黒の勘六にいどむ、きらりちゃんの修行に
思いが馳せる。
 

日本講談協会定席 黒門町本牧亭 2008/08/10 (Sun)

２００８年８月１０日（日）１２時４５分～
日本講談協会定席　黒門町本牧亭
木戸銭：仲入り後割引＠１０００円

私事にて開会には間に合わず。
途中入場したが、観客数があたしを入れて９人とは
ややさびしい印象。

▽神田あっぷる
▽神田紅葉
▽神田京子
▽神田鯉風
＜お仲入り＞
▽神田阿久鯉　扇の的
▽神田愛山　露路野ポン子作「高校三年生」

顔付けは前日の方がいい？という判断か。
前日３０人近いお客さんが入っていただけに
ちょっとさびしい印象。
 

日本講談協会定席 黒門町本牧亭 2008/08/09 (Sat)

２００８年８月９日（土）１２時４５分～
日本講談協会定席　黒門町本牧亭
木戸銭：チラシ割引価格＠２０００円

観客数は３０人に欠ける程度。
常連さんばかりでないところが良い。

▽あっぷる　鉢の木、源左衛門駆けつけ
▽松之丞　宮本武蔵　ａ）柳生十兵衛、ｂ）佐々木巌流弟子の敵討ち
▽蘭　笹野名槍伝・海賊退治
▽きらり　寛永三馬術　誉れの梅花愛宕山
▽京子　張芸謀礼讃＋大名花屋（前半？）
▽紅　マダム貞奴
＜お仲入り＞
▽茜　あのころの夢
▽愛山　白子屋政談　髪結新三、カツオの強請

１２時半ごろ会場に入ると京子ちゃんの取材カメラ撮りの最中だった。
あっぷるちゃん、初めて聴いたが、ういういしくて好印象。
蘭ちゃんは二つ目の気負い？があったか、
ちょっと調子に乗れずに時間が経過したように感じた。
きらりちゃん、京子ちゃん、台詞のなかにそれぞれ
松鯉先生、陽子先生とそっくりのところが出てきて
講談は口伝の芸であるなあと感じさせられる。
京子ちゃん、大名花屋の前半と言っていたが、
ストーリーが若干違うもので、前回はこの演目を
「大名花屋　神田京子と桑原滝弥の一席」と呼んでいた。
紅先生は「紅節」といった印象。
茜先生はすこし肩の力を抜いて軽やかさが心地いい。
愛山先生はいつもより毒っ気が少なかったか？

第２１４回若葉会 お江戸日本橋亭 2008/07/28 (Mon)

２００８年７月２８日（月）１２時～
第２１４回　日本講談協会・若葉会
お江戸日本橋亭
木戸銭＠１５００円

きょうは足を運ぶ予定もなく、
お江戸演芸倶楽部の割引ハガキも自宅に置いたままだった。
それでも、ふと思い立ち
食事休憩時間を利用して顔を出した。

（チラシ掲載順）
▽神田あっぷる　佐野源左衛門駆け付け
▽神田松之丞　寛永宮本武蔵伝
▽神田蘭　笹野名槍伝から海賊退治
▽神田紅葉　夢野久作から名君忠之
▽神田きらり　村井長庵
▽神田京子　清水次郎長伝

観客は名取先生を含めて１０人だった。
やっと、つ離れ。
週末土曜日には講談大会収録には
６００人以上が来ていたというのに！
若き講談師の応援団が増えることを切に祈りたい。