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大西南
講談、寄席、絵画、音楽、芸術一般の記録
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公開録画
第38回 NHK講談大会
ニッショーホール
2008年7月26日(土)14時~
木戸銭@往復ハガキ応募で当選者無料

旧来の会場であるイイノホールは飯野海運さんが再開発のため
昨年秋で閉鎖になってしまった。
今年は日本消防協会?さんのニッショーホールが収録会場だ。

…………………………
▽一龍斎貞山 眠り猫
▽一龍斎貞心 朝顔日記
(日本の話芸 放送日未定)
…………………………
▽神田紅 紅恋源氏物語
▽一龍斎貞水 団蔵と多見之助
(講談大会 放送予定…9月6日土曜日、15時5分~16時、総合テレビ)
…………………………
<お仲入り 休憩20分>
▽田辺一鶴 高野長英
▽宝井馬琴 藤堂高虎、出世の白餅
(講談特選 12月放送予定、総合テレビ)

ニッショーホールにほぼ満員のお客さん。
700人には欠けるが600人超の入りだろう。
普段の釈場に人が集まらないのに、この大入りはなぜ??
ざっと見渡すと若手も見かけられるが人生の先輩が圧倒的に多い。
休憩時間にホールの後ろを歩いていたら
「入れ歯!」の落し物を見かけちゃったヨ。

個人的な好みでは貞山先生のやさしい口調と
貞水先生のぐいぐいひきつけるいつもの調子が心地よかった。

困ったのはこの大入りの背景だ。
単純に無料だから来るということではないだろう。
土曜の昼とはいえ600人も集まるのは、
誤解を恐れずに想像すると
▽畳席は辛いが椅子席なら見たい。
▽若手や中堅よりもビッグネームの高座をみたい。
▽一人30分×6席で、ざっと3時間がちょうどいい。
などの理由があるのだろう。
考えさせられる会であった。

 

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2008年7月19日(土)19時~
土曜講談会 黒門町本牧亭
木戸銭@飲食代のみ

▽神田陽司 お盆の金儲け

観客は団体さんを含めて16人!
あたしの記憶ではいつぞやの、あやめさんの会に次ぐ大入り。

演目は河村瑞軒の話であったが、客席の団体さんの中には
講談が初めてのお客さんもいらっしゃったので
ややくすぐりを多く入れて、ショーマンシップ豊かな高座。
陽司バージョンが気に入るかどうかは
お客さんの好みによるだろう。
陽司さんは次の週26日に上野広小路亭で独演会を開くのだが
あいにく隅田川花火大会の日。
所用があって駆けつけられないことを陽司さんに謝る。

 

2008年7月12日(土)12時30分~
日本講談協会定席
黒門町本牧亭
木戸銭、チラシ割引価格@2000円

▽神田あっぷる 鉢の木(間に合わず)
▽神田松之丞 宮本武蔵伝・山本源籐次
▽神田きらり 清水次郎長伝・羽黒の勘助との出会い
▽神田京子 わんぱく竹千代
▽神田阿久鯉 河村瑞軒
▽神田紅 お富与三郎・出会い~仕置き
<お仲入り>
▽神田茜 新作・あちらかしら?
▽神田山吹 牡丹燈籠・お札はがし

前座の松之丞くんをのぞくと全員が女性。
もともと数では女性優位の日本講談協会ではあるが、
こういう顔付けは初めてではないか?
お客さんは約20人。
東京は31度と暑い日であったので、
開演中に外では雷鳴が聞こえたが
終演時には雨は上がっており、傘は不要であった。
 

2008年6月21日(土)18時50分~
講談どんぶり会
うなぎ両国
木戸銭:@4000円

▽神田鯉風 太閤記…太閤ごぼう
▽神田愛山 白子屋政談…かつおの強請
<お仲入り>
▽口上 神田愛山
▽神田阿久鯉 天明白浪伝…むささびの三次召捕り

会場にはざっと35人。これ以上入ると窮屈な印象もあり
聴きやすさを感じるとちょうどいい人数だったか。
愛山先生の白子屋政談は、気合が入っていた。
口上を語る兄弟子からの軽いお祝いと受け止めたが。
阿久鯉ちゃんの天明白浪伝は彼女の得意ネタでもあり
安心して聴くことができた。

どんぶり会も諸物価高騰で会費@4000円でも難しさを感じる。
仲入りで焼き物、講談が終わって食事が供されるのだが、
どんぶりは皆さんまだ食事中でもふたは回収されるし
あわただしいことこのうえない。
追加の酒類を注文することあたわず、後片付けに一直線だ。
お店の苦労も推察するが、講談を聴き終えて少しゆっくりしたい
お客さんの希望となんとかすり合わせる良い知恵はないものだろうか。

 

2008年6月20日(金)13時半~
第4回 神田きらりの会
お江戸日本橋亭
木戸銭:@1000円

▽きらり 講談…村井長庵・久八放逐
▽池田弘一 桃太郎発端話説
<お仲入り>
▽きらり 講談…清水次郎長伝・羽黒の勘六

きらりちゃんは芸への取り組みに意気を感じてか
年配者の固定ファンがついている。
めくりや高座返しをするお茶子もいない一人会だが
ひたむきさが感じられる。観客は30人ほど。

池田弘一先生のお話を聞くのは初めてだが、
大学での講義を聴いているかのようだ。
やさしい語り口調で静かにお話になるのだが
時折ちょっと笑いを誘うようなくすぐりが入るところが面白い。

きらりちゃんの久八放逐は前回、
2007年5月の若葉会で聴いたことがあるが
話の筋がなんともいたたまれない内容だ。
抑えた読み方でしっかり読めていたように感じた。
清水次郎長伝はところどころ怪しいところもあったが
変に立ち止まらず読み進めたところが好印象。
これからの研鑽に期待したい。
 

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