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土曜講談会
黒門町本牧亭
木戸銭@飲食費のみ
▽神田織音 明治一代女、恋の浜町河岸
お客さんは20人弱と
狭い店内は満員の様相。
水色のあでやかなお着物姿の織音さん、
めずらしく悲恋の話でちょっと湿っぽかったが
まあ、これはご愛嬌。
同じテーブルになった
講談フリークのHくんたちと
終演後は芸談あれこれ。
なべさま、Aさん、Eくん、のカウンター席には
とある落語家師匠が粋なお着物姿で
するりと体をすべりこませた。
第41回 NHK講談大会
2011年7月23日(土)14時
ニッショーホール
入場無料:往復ハガキ事前申し込み、応募多数の場合抽選
司会:塚原泰介アナウンサー
▽一龍斎貞心 次郎長と伯山
▽宝井琴梅 大工の勘助
▽神田紫 双蝶々廓日記
▽宝井馬琴 伊達政宗の堪忍袋
<休憩15分>
▽神田松鯉 赤穂義士外伝、小山田庄左衛門
▽一龍斎貞水 鼠小僧次郎吉、汐留の蜆売り
観客は500人は越えていただろう。
50-60歳以上の方が圧倒的に多い。
個人的にはいろいろ感想もあるが、
休憩時間に「やっぱり○○はいいね」などと話す
高齢の方の会話を聞くと
受け止め方はそれぞれなのだなあと思う。
高座返しは貞弥ちゃんだった。
ニッショーホールの釈台は少し固いのか
張り扇をたたくと「カーン」といった音がするのだが
松鯉先生がたたくと、いい音がする。
あくまで個人的な印象なので勘違いがあるかもしれないが
和紙の間に空気をはさむ作り方をしていると
少し違うのだなあと感じた。
収録終了後出口付近で寄席のご常連と二言三言。
梅福さんや、梅湯くん、きらりちゃんの姿を見かける。
福岡スピリッツを語る、神田紅独演会・昼の部
2011年6月29日(水)14時
紀伊国屋ホール
木戸銭@4000円
▽前説 神田陽司
▽リレー講談「国宝・金印物語」
神田紅葉、神田蘭、神田真紅
▽神田紅 古典講談「鉢の木」
▽一門にて、♪ヒップホップで鉢の木
<お仲入り>
▽神田陽司 創作講談「小惑星探査機はやぶさの帰還」
▽神田紅 創作講談「貝原益軒、養生訓」
………………………………………
会場はほぼ満員で400人の入りでしょう。
この日は昼夜公演で18時半の夜の部もある。
チケットはかなり入手困難であったと聞いている。
福岡からのサポーターが多数来場で
ファン倶楽部の集いの様相。
細かい不手際は感じられたものの
全体的にはエネルギッシュな気迫を感じ好印象。
節電で空調の設定温度を下げられないのかやや蒸し暑い。
古い椅子席でもあり、観覧環境にやや不満は残る。
それにしても少なからぬ人数の観客が
幕間に必死にメールチェック?している姿には幻滅。
お仲入り後は公演中に着信音が2回ほど聞こえてきたが
年配者ほどマナーが悪いのにはがっかりする。
電源を切りなさいよとは言わない、
最初から来ないでくれ、と言いたい。
まあ、会の趣旨もエンターテインメントに寄っているので
目くじらをたてて私が怒ることでもないのだが、
たった2時間、浮世を忘れられない人にとって
この企画は講談を聴く時間ではなく
単なるイベントなのであろう。
観客席に数人の知己を見つけるも
アイコンタクトがやっと。
2011年6月21日(火)18時50分
講談どんぶり会
うなぎ「両国」
木戸銭@4000円にて、「いなり+つくね+お銚子+うな丼」付き
▽宝井梅湯 真田幸村、大坂城入城
▽神田香織 五郎正宗孝子伝
<お仲入り>
▽神田織音 泉鏡花・婦系図
この日は30人超と
最近では大入りの部類。
常連ではない客が
冷房を切ってくれと店員さんに
頼んだばっかりに
織音さんの高座のときは
蒸し風呂寸前となる。
香織さんの孝子伝は、
忠孝の話がくどくない口跡で
重たくなかったのが好印象。
織音さんの婦系図は
織音さん自身が細身ゆえに
物語の悲哀がいっそうリアルに。
高座を終えた後、甲斐甲斐しく働く
梅湯くんに、うなぎ屋さんの制服が
似合いすぎていて驚いた。
香織先生にはツイッターを拝見している旨を告げ
放射能や地震がらみの話題で少しお話しした。
(追記)
こちらの講談会は10年以上前から
時折寄らせていただいているが
年配のご常連が減ってしまい
月日の経過と共にメンバー構成が
地元の壮年・婦人層に入れ替わっている。
当初はうるさ型の「通」のご贔屓筋が多くて
独特のピリピリした空気を感じたものだ。
この日はめったに来ない新参者、
新参者といっても私より年上の
50代くらいの壮年が少なからずいたが
傍若無人ぶりがやや目に余った。
芸人は人気商売だから、お客が多いのは良いことだが
「ご贔屓」が減って「ファン」ばかりが増えるのは
由々しきことである。
自分をよそ者と卑下する必要はないが、
早々に良い席に遠慮なく座ったり、
あれこれ好き勝手な言動で場を乱したり…。
地域寄席に足を踏み入れて、
聴かせていただいているという謙虚さが
感じられないのは情けない。
「悶々ホルモン」という酒場訪問記で
著者の佐藤和歌子さんが、
「自分は女なので居酒屋で好意的に
受け入れられることも多いが
そのお店のご常連さんの邪魔にならないように
気をつけて飲食する」(趣旨)、
といった考えを披瀝していたことを
ふと思い出した。
土曜講談会
黒門町本牧亭
木戸銭@飲食費のみ
………………………………………
▽神田阿久鯉 天保六花撰、河内山宗俊・松江公玄関先
………………………………………
観客はご常連で、計6人。
天候も悪く、皆ともに入りを心配してか、
阿久鯉ちゃんを応援する会、の趣き。
小生もこの日は新鋭講談会は欠席し
土曜講談会のみに足を運ぶ。
35分ほど、うまくまとめて読み上げていた。
終演後は芸談やよもやま話など。
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